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ドラマ【VIVANT】乃木の生い立ちと”家紋”に秘められたミステリー

t7月にスタートしたTBS日曜劇場『VIVANT』。

平凡(?)な商社マン・乃木憂助(堺雅人)が得体のしれない国際的な陰謀に巻き込まれていく物語です。

異例のプロモーションで1話の放送開始まで殆ど情報が発表されず、流出もせず、今なお役名・キャラクターが不明のままのキャストさんがいたり、毎回衝撃展開が続いています。

そんな中で散りばめられた小さな情報の中から乃木憂助に秘められた謎を考察していきます。

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乃木憂助は『平凡な商社マン』?

乃木憂助(堺雅人)丸菱商事エネルギー開発事業部2課長

中央アジアのバルカ共和国の太陽エネルギープラント事業を担当する、うだつの上がらない商社マンということですが。

恐らくこの丸菱商事のモデルは日本を代表する『丸紅』『三菱商事』でしょう。

それだけでも乃木の学歴・キャリアが非凡なことがわかります。

三菱商事だけでも、出身大学のリストを見ると東大・早稲田・慶応だけで55%、さらに一橋大学・京都大学・青山学院・上智大学というそうそうたる超難関大学のラインナップが続きます。

確かに一話冒頭から上司の宇佐美(市川猿弥)に叱責されてダメ社員呼ばわりされていたり、自己紹介した時に薫(二階堂ふみ)から「丸菱?!超エリート!」と驚かれて「いえそんな大したことは…」と謙遜しまくりの言葉がナチュラルに出てきましたが、どう考えても超エリートです。

そして『高校時代からの親友』のサムが現在CIAのオフィサーであり、現在も個人的に協力を頼めるほどの交流があります。

というわけで、高校時代には海外に留学していたか、もしくは海外からの留学生を受け入れる学校に在学していたことが言外に語られています。

そして英語だけでなく、バルカのモンゴル語まで不自由なく喋っていることを考慮すると、それ以外の言語にも精通していそう。

…どう考えても超エリートです。

それだけのスペックを持ちながら、丸菱商事の同期の中では『出世レースでビリ』というのは、恐ろしい世界です。

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乃木は名家の出身?

乃木は名家の出身なのか?幼少期や両親から乃木の出生から順にみていきたいと思います。

乃木の幼少期

乃木は幼い頃に両親を亡くしています(1話、本人のセリフから)。

ゲルの爆破で負傷した彼は夢の中で両親の姿を見ます。

バルカのような平原で恐らく両親(林遣都と高梨臨)が幼い少年___恐らく乃木を抱えて逃げ惑い、ヘリに取り残されて落胆のあまり崩れ落ちるというシーンです。

武装勢力に追われて平原を走って逃げる両親と、抱かれた乃木。

その逃避行の末に乃木は両親と引き離され、母親は銃撃されて傷を負い倒れました。

そのトラウマが彼の夢に現れているようです。

乃木の両親

本編ではまだ放送されていませんが、林遣都さんが神前結婚式を挙げているシーンがありました。

その場所は出雲大社

両家の参列者の数がざっと100名(画面の中では約80名)はいると思われる荘厳なシーンです。

40年数前、親族・関係者だけでそれほどの人数が集まるとは、相当な名家ではないかと思われます。

そして林遣都さんの黒紋付に白く染め抜かれた家紋が注目されています。

TBSのVIVAN公式グッズにも乃木の丸菱商事の名刺に家紋のアクリルプレートがついたキーホルダーが発売されています。

 

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ドラマ公式Instagramにもほんの一瞬ですが、同じ家紋が鞘に刻印された日本刀が映っています。

そして三話で登場した乃木の自宅と神田明神も意味深です。

都心のど真ん中にある古い日本家屋に一人住まいしている乃木は日常のルーティンで神田明神にお参りしています。

一話でも、乃木は他の宗教でありながら、イスラムのモスクでも礼を尽くして祈りを捧げています。

幼い頃に躾けられたそうした倫理観が体に染みついているのでしょう。

なぜそんな両親と幼い乃木が平原で逃避行を繰り広げられたのか。

彼らを追い、幼い乃木を拉致したのは『バルカ解放戦線』のようです(文字はアラビア語)。

なぜ彼らが乃木の両親を追っていたのか。

そして乃木が両親から引き離されて拉致されたのか…それはまだ謎です。

乃木が無意識に「思い出した」と言っていましたが。

恐らく乗馬を覚えたのもこの時期ではないでしょうか。

さらに、野崎が炊いた赤飯を見て思わず呟いた『”とらや”のお赤飯みたいだ!』という言葉。

羊羹で有名な東京の老舗和菓子店『とらや』で発売されている限定品です。

さらっとそんな言葉が出てくるところに、乃木の育ちの良さが現れています。

テロ組織『テント』との関連性

野崎が言う『世界中を巻き込む大きな渦』というのは、世界各地でテロを行っている『テント』のことでした。

全てがミステリアスなこの組織が犯行後にただ一つ残すのが黒地に白く染め抜いたマークです。

声明文も政治的アピールもなく、ただその旗だけが残されるというその組織を、世界中の諜報機関が探っていたのです。

リーダーも目的も知れず、ただ大規模なテロばかりが繰り返されていました。

乃木の友人であり、CIAのサムが追っていた組織も同じ『テント』でした。

『テント』が残していくマークと、乃木の父親の実家の家紋が同じものであることを、現状で乃木自身が気づかないことにも疑問はありますが、それもまた彼の今後に関わる謎のひとつなのかもしれません。

※乃木の家紋は古来からある家紋とは一致せず、番組独自の意匠であると考えられます。

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もう一人の『乃木』=F(エフ)とは?

柔和でどこか抜けた印象の乃木の傍にはアグレッシブなもう一人の乃木の姿があります。

乃木本人は彼のことをF(エフ)と呼びます。

Fの出現時には、乃木はこめかみを指で叩くようなしぐさをします。

他の誰にも見えないFは一体誰なのか。

まだその詳細は語られていませんが、幼少期の乃木の記憶の中にあった拉致シーンにもヒントがあります。

二話の55分頃に登場する拉致シーンで、監禁された子供たちの中に放り込まれた幼い乃木は放り投げられた際にドアで頭を強打し、まさに右側のこめかみ付近を負傷しています。

強烈なショックとケガの影響でトラウマを負い、その影響で人格が分裂してFが誕生して、そのまま乃木の中で本人と共存していたのではないでしょうか。

3話のサーバールームなどで見せた乃木の行動など、もしかしたら本人ではなく、Fが成り代わっていた可能性も示唆されています。

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『MASTERキートン』を連想

一話冒頭でスーツ姿で砂漠を彷徨っている乃木の姿に『MASTERキートン』を連想した人が少なからずいました。

『MASTERキートン』とは、浦沢直樹さんが1990年頃に発表していたコミック作品ですが…。

一見、凡庸で冴えない中年の大学講師”平賀=キートン・太一”が実は元軍人(英国陸軍・特殊部隊の教官)で、マルチリンガル、格闘技、サバイバルなど凄まじいスペックを持ち、さまざまな困難に立ち向かっていく物語です。

その中でも、スーツ姿で砂漠から生還したシーンは伝説的です。

もしかしたら、福澤監督はこの作品のファンかもしれませんね。

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まとめ

野崎は乃木に『お前は、世界中を巻き込む”大きな渦”に入り込んだ』と言いました。

そして乃木を守ったのは彼のためではなく日本のためだ、とも。

出雲大社や神田明神といった日本の精神世界の深い部分と、壮大なモンゴルの砂漠という対比のなかで、乃木憂助というキャラクターがいかに生まれて育ち、今に至るのか。

それがまさに物語の軸になっています。

4話以降にもまだ登場する豪華なキャスト(キャラクター)は数知れず…。

その中で如何に乃木のキャラが活きていくかが見どころです。

ドラマ【VIVANT】4話!別班vsテントで乃木の正体が見えた!

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