もしも学費のことを何も考えず教育費を貯金せず、中学生くらいになった子供に
突然 「大学に行きたい!」
と言われたらどうしますか?
できれば子供の将来をサポートしてあげたいと思うのが親心ですよね。
そこでこれから教育費をしっかり貯めたいと考えているあなたに、
- 実際に教育費がどれくらい必要なのか?
- その教育費をどうやって貯めたらいいのか?
- 貯蓄が無いけど、どうしよう?
をわかりやすく紹介していきます。
そんな私でも教育費を準備することが可能なので、安心してください。
ヒント!
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子供の教育費はいくらかかるのか?入学時にまとまった費用が必要!
公立 | 入学時 | 在学中(1年間) |
小学校 | 約10万円 | 106,830円 |
中学校 | 約15万円 | 101,906円 |
高校 | 約30万円 | 280,487円 |
大学 | 約82万円 | 1,510,000円 |
中学、高校、大学入学時に必要なまとまったお金がどれくらい必要なのか?を詳しく解説していきます。
小学入学時に必要なものと費用
必要なモノ
- ランドセル(3万~10万円)
- 学習机(2万円~20万円)
- 文房具類(5,000円~15,000円)
- 運動靴や上靴(2,000円~)
- 体操服など(3,000円~)
費用
中学入学時に必要なものと費用
必要なモノ
- 制服一式(約80,000円)
- 運動靴や上靴(約8,000円)
- 体操服一式(約20,000円 洗い替えに2セット購入)
- 鞄(学校指定バック、サブバック、約10,000円)
- 部活用品(ユニフォームや靴、約16,000円)
費用
中学生で持たせる家庭も多いようで、スマホ代にもお金が必要になってきますね。
さらに、高校入学となると入学前の受験費用や入学金だとが必要になってきます。
高校入学に必要なもの
必要なモノ
- 制服一式
- 通学かばん
- 通学靴
- お弁当グッズ
- 体操服
高校は、学校によっては指定のカバンや制服が無いところもありますが、準備するものは上記のようなものがほとんどのようです。
受験で必要な費用も忘れずに!
- 受験費用(受験料、受験の為の交通費や宿泊代)
- 学校納付金(入学金、寄付金、学校債など、学校に支払った費用)
- 入学しなかった学校への納付金など
費用
中学までは義務教育と言われているため、それほど費用は掛からないイメージですが実際は結構な出費です。
さらに、高校入学となると受験や入学金など一気に大きなお金が必要となりますので、しっかり貯金をしておきたいですね。
入学から卒業までかかる費用のまとめ
内訳 | 小学校 | 中学校 | 高校 |
学校教育費 | 63,102円 | 138,961円 | 280,487円 |
給食費 | 43,728円 | 42,945円 | 0円 |
学校外活動費 | 214,451円 | 306,491円 | 176,893円 |
1年間 | 321,281円 | 488,397円 | 457,380円 |
在学中 | 1,926,809 | 1,462,113 | 1,372,072 |
参考:日本政策金融金庫の子供一人当りにかける教育費用調査令和元年の結果
小学校から高校卒業までにかかる費用は、上記のような結果が調査によってわかりました。
入学時以外にも、教材代や給食費、さらに塾や習い事などにも結構なお金がかかることがわかりました。
大学までの費用はどれくらい必要なのか?
大学入学に必要な金額は、国公立や私立大学、理系、文系などによって金額は変わってきますが、こちらを参考にして下さい。
大体の目安
入学費用:82万円
在学費用:151万円
4年間で約6,860,000円かかることになります!
この金額は日本政策金融金庫の子供一人当りにかける教育費用調査令和元年の結果を参考にしています。
そんな700万も無理!とあきらめないでください。
今からでも遅くはありません!これから教育費をどうやって貯めていけばよいのか解説していきたいと思います。
子供の教育費をどうやってためる?
教育費の貯め方
教育費を貯めるなら、0歳からもらうことができる児童手当を教育費のために取っておきましょう。
さらに学資保険を利用することで、半強制的に教育費を低リスクで貯めながら増やすことが出来ます。
それぞれ簡単にどれくらい貯まるものなのか紹介していきますね。
児童手当で貯蓄できるのは1,980,000円
子供の年齢 | 児童手当(1人/月) |
0歳~3歳未満 | 15,000円(一律) |
3歳以上小学生修了まで | 10,000円(第3子以降15,000円) |
中学生 | 10,000円(一律) |
15,000円×(12ヶ月×3年)=540,000円(3歳未満)
10,000円×(12ヶ月×9年)=1,080,000円
(3歳以上小学生修了前)
10,000円×(12ヶ月×3年)=360,000円(中学生)
ポイント
0歳~15歳まで約198万円ほどの貯蓄が可能
そこで他にも教育費をためておく必要が出てきます。
学資保険で貯める
大手保険会社などで加入することが出来る学資保険は、貯蓄型になったおり銀行に普通に貯金するよりも金利が良くなっています。
学資保険のメリット
- 低リスクでお金が増やせる
- 加入者に万が一のことがあったら、保険料の支払いが免除される
- 確実に貯蓄が出来る。
学資保険のメリットは、リスクが少なく銀行に預けるよりも返礼率が高く、お金を増やせる点です。
もちろん自分で貯蓄ができる方には、それほど魅力がある商品ではないかもしれませんが、半強制的に貯蓄するなら学資保険の加入が確実です。
数ヵ月なら目標に向かって意思も硬いと思いますが、15年もの間自分に言い聞かせて貯蓄していくのは強い意志が必要ですね。
子供の教育費を貯蓄していなかった時の対策
- 国の教育ローンを借りる
- 奨学金制度を利用する
国の教育ローンや日本学生支援機構などの奨学金制度を利用する方法もあります。
教育ローン
国の教育ローンとは、高校・大学・専修学校などに入学またはされる保護者に対して、在学費用を融資する制度です。
- お子様お一人につき最大350万円(海外留学など450万円)まで利用可能
- 金利は固定で年1.70%
- 返済期間は15年
- 保護者に対して融資
詳しくは日本政策金融公庫をチェックしてください。
奨学金制度
奨学金制度とは、学生本人に貸与または給付される制度です。
学生の3人に1人が利用していると日本学生支援機構(旧:日本育英会)は、聞いたことがある方も多いと思います。
- 無利息と利息ありの2種類がある
- 無利息は選考が厳しめ
- 無利息と利息ありで月々の貸与額が変わる
- 返済は卒業後20年間
日本学生支援機構の奨学金制度は、利息ありと利息なしの2種類が存在し、無利息の選考は成績などの選考が厳しく、利息ありの方はだれでも比較的利用しやすいものです。
ただし利息が付きますので、返済する際の金額も考えて借りるのが良いでしょう。
日本学生支援機構奨学金はこちら
教育ローンと奨学金の違い
国の教育ローン | 奨学金(利子あり) | |
返済する人 | 保護者 | 子供 |
借り方 | 一括 | 毎月定額 |
最大の借り入れ額 | 350万円 | 毎月2万~12万円 (医・歯学、薬・獣医学は増額可能) |
返済期間 | 15年 | 最大20年 |
金利 | 1.70% | 上限3% |
利息の発生時期 | 借入の翌月から | 卒業後 |
教育ローンと奨学金の大きな違いは、借り方にあります。
国の教育ローンは一括で最大350万借りることが出来るのに対して、奨学金は毎月定額で借りていく形になります。
また、保護者が返済していく教育ローンに対して、奨学金は学生本人が卒業後に返済していくパターンになります。
どちらにしても、大学入学までに貯蓄が間に合わなくても、このような形で子供の教育費を用意することもできるので覚えておきましょう。
今からでも遅くない!教育費を稼ぐ力をつける!
子供が3人いて、外に働きに出て働くことと、帰ってきてバタバタご飯を作ったり、お風呂に入れたりと夕方は戦争!
そんな毎日イライラして過ごす生活に疲れて、在宅で働くことを選びました。
最初は、副業ってどんなものがあるのか?主婦でもできる在宅を探して、何とか月に5万円ほどの収入を得ることができるようになりました。
その収入は今すべて子供の教育費の貯蓄に回すことが出来ています。
副業に興味がある方は、すぐに始められるこちらの記事を参考にしてみてください。