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ドラマ

【グレイトギフト】犯人は誰?最終回の結末を考察!まさかあの人が?

グレイトギフト 最終回考察

テレ朝木曜ドラマ『グレイトギフト』が中盤に差し掛かり、盛り上がりを見せています。

明鏡医科大付属病院の病室で元総理の愛宕克己氏が死去し、その病理解剖を担当した藤巻達臣(反町隆史)は愛宕の首筋に黒い小さなシミを見つけました。

藤巻がそのシミから採取した組織には見慣れない球菌があったのです。

確実に人の心臓を止めた上に、12時間で消滅してしまうその球菌”ギフト”と名付けられ…大学病院を舞台に戦慄の殺人事件が横行していくのです。

上質のサバイバル医療ミステリー、脚本家・黒岩勉氏のオリジナル作品なのでネタバレがありません!

そこで、事件の黒幕=ラスボスは誰か?!について考察してみましょう!

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藤巻がおかれた環境

藤巻達臣(反町隆史)・50歳明鏡医科大学付属病院病理部病理医です。

出世街道から外れた彼は黙々と顕微鏡を覗いてデータを解析する日々でした。

妻の麻帆(明日海りお)は元看護師で、同じく明鏡医科大学に勤務していて職場結婚とのことでしたが、現在は拡張型心筋症で長らく闘病生活を送っていました。

娘のあかり(藤野涼子)は薬科大学の一年生で、入院中の母の世話をしつつ、藤巻と二人暮らしですが、全面的に母親の味方です。

家族を顧みることなく仕事に打ち込んできた結果、夫婦・父娘の関係は冷え切っており、破綻寸前でした。

さらに5話までに麻帆と郡司が以前から不倫していたこと(二人は結婚前に交際していたという話も…)も明確になり、離婚届を突き付けられて混乱した藤巻が絶叫するという地獄のような状況に…。

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臨床検査技師・久留米穂希(波瑠)

藤巻と同じ病理部の久留米穂希(31歳)は孤高の臨床検査技師です。

後輩の奈良茉莉(小野花梨)に誘われて食事に行くことはありますが、殆ど周囲とは打ち解けず、仕事に没頭する毎日でした。

優秀で人一倍洞察力の鋭い久留米は藤巻の異変に誰よりも早く気づき、偶然目撃してしまった『ギフト』の画像から…病院内の異変と次々とおこる事件の解明に自ら飛び込んでいきます。

藤巻には『人間として好き』と宣言し、自ら申し出て『ギフト』とそれを取り巻く事件の謎を解明するパートナーになりましたが、彼女が本当に何を目的にしているのかは藤巻にも解っていません。

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病理医・伊集院薫(森山晋太郎/見取り図)

藤巻の後輩として病理部に勤務する病理医の一人、伊集院薫(33歳)

意中の同僚・奈良茉莉を食事に誘うも撃沈続き、そこにはほぼ久留米が同席するという残念な状況に陥っていました。

出世に無欲な藤巻をバカにしている節がありましたが、『ギフト』の存在とそこから派生する連続不審死事件に気付き、野心に火が付いたのです。

解りやすい俗物の小悪党キャラでしたから『もしかしたら逆に黒幕に繋がる人物か?』、そこに森山さんをキャスティングしたところから『じわじわ盛り上げる要員か?』と思われましたが___新理事長になった白鳥(佐々木蔵之介)を脅迫してその莫大な予算の分け前を狙ったことで2話ラストであっさりと『ギフト』の犠牲者になりました。

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新理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)

心臓外科医として明鏡医科大学付属病院心臓外科のリーダーだった白鳥稔(佐々木蔵之介)・56歳

周囲の尊敬と憧憬を集めてきた彼は世界的な心臓病の症例のオペも多数経験し、藤巻の妻・麻帆や元刑事の神林(尾上松也)の娘の琴葉(中島瑠菜)の主治医でもあります。

院内の改革を推し進めるなど政治力も旺盛でしたが、前回の理事長戦で奥野(坂東彌十郎)に負けた頃、藤巻から『ギフト』の存在を知らされてそれを用いて殺害、新理事長となって辣腕を振るうようになります。

さらに理事長として対外的な権勢を強めようと聖橋大学病院理事長であり医学系大学連合会議の副議長を務める大泉(西岡徳馬)をも手にかけ(実行犯は郡司(津田健次郎))、医療界の権力を手にすることになりました。

後に『ギフト』の存在を知った看護師長の鶴下(片山萌美)も自ら手を下して口を封じるなど、後戻りできないところまで来ています。

周辺で多発する不審死(急性心不全)に気付いた神林や、関係は破綻しつつもまだ愛している妻の麻帆を抱えた藤巻は、家族を”主治医”の白鳥に”人質”にとられ、牽制されているのです。

しかし、現状では白鳥は『ギフト』を利用して自身の権勢を強めることを主眼に動いており、『ギフト』を生み出した人物、また明鏡医科大付属病院に持ち込んて愛宕を殺害した人物不明です。

心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)

心臓外科医として明鏡医科大学付属病院心臓外科に勤務する郡司博光(津田健次郎)・49歳

彼は医師として藤巻の同期であり、恐らくはその代での出世頭として藤巻よりも随分と立場が上でした。

彼は白鳥に心酔しており、その命令で大泉に『ギフト』を投与して殺害するなど、事態の裏側で暗躍していたのです。

さらに『ギフト』を使って要人を殺害した裏社会の人間も、自ら手を下して処分しました。

そんな郡司は既婚者でしたが、現在は看護師の鶴下(片山萌美)と不倫していました。

しかしさらに遡ると、藤巻夫妻が結婚する前に麻帆と交際しており、その関係は途切れず、入院するまで、そして現在も続いていたのです。

郡司を心から愛していた鶴下はその関係に気付き、嫉妬で麻帆を『ギフト』を用いて殺そうとしましたが、白鳥によってその行為は未然に防がれ、殺されてしまいました。

白鳥によって出世頭だった自分より先に教授に昇進した藤巻に嫉妬したり、その藤巻と麻帆を巡って複雑な感情を吐露したり…と、藤巻同様に『ギフト』に翻弄されているキャラになっています。

事務長・本坊巧(筒井道隆)

事務長・本坊巧(筒井道隆)・53歳は明鏡医科大学付属病院の事務方トップであり、前理事長の奥野のもとで金庫番的な役割を担ってきました。

当初は奥野の下僕でしたが、奥野の死後は白鳥のもとに擦り寄り、さらに『ギフト』の存在を知ると暗躍し始め、裏社会に『ギフト』を横流しするなど、藤巻を困惑させる行為を始めます。

そんな本坊の行動原理は会員制ラウンジ『アルカナム』のオーナー・安曇杏梨に”男として”認められることです。

『アルカナム』は明鏡医大の上層部だけでなく、政財界の大物が集う場であり、本坊はそこに出入りしながら様々な情報を集めていました。

若くしてそんな場を取り仕切る美しい杏梨に心酔していたのです。

『がむしゃらに上を目指す人が、私は大好きです♡』と言われて翻弄されるも、本命が郡司と聞いて真顔になってしまうあたりが正直な小悪党ですが、開き直ると意外な強さを発揮するダークホースです。

そんな野心を胸に秘めながらも、本坊は現状で一番強い白鳥の傘下に入りました。

アルカナムのオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)

会員制の高級ラウンジ『アルカナム』オーナー・安曇杏梨(倉科カナ)・39歳元首相・愛宕克己の愛人でした。

愛宕の死をきっかけに藤巻とも知り合います。

明鏡医大の上層部であった奥野理事長らや政財界の大物を相手に、若くして『アルカナム』を経営し続けていた杏梨は相当なやり手だと思われますが、本人も『強い男が好き』と言ってはばからず、元首相だった愛宕を看取り、そこから合法的に数億の遺産を受け取っていたようです。

その『アルカナム』の店内で殺人が行われたときにも顔色を変えることなくボーイの立花祐貴(市川知宏)に”処理”を任せてその場にいた藤巻や本坊に『飲み直しましょう』というなど、肝の座った顔を見せます。

また、立花も動じることなくその指示を受けて見事な働きを見せていることから、こうした修羅場を多々経験しているものと思われます。

現在の本命は郡司とのことですが、つかず離れず、藤巻にさまざまな情報をもたらします。

臨床検査技師・奈良茉莉(小野花梨)

奈良茉莉(小野花梨)・26歳明鏡医科大学付属病院病理部の臨床検査技師です。

久留米を慕っている職場の後輩ですが、性格は真逆のアウトゴーイングなタイプ。

同僚の病理医・伊集院の度重なるアプローチに気付きながらも『美味しい食事は食べたいが二人きりになるのはイヤ』ということで毎回久留米を同伴させるちゃっかりした性格です。

今のところ『ギフト』については何も知らず、連続殺人事件については気づいていません。

しかし、観察眼が鋭く、病院内の人間関係に精通しており、郡司と鶴下の不倫などについて藤巻や本坊にさまざまな情報をもたらします。

臨床検査技師という職業柄、専門的な知識と技術があるので、もしかしたら最初に明鏡医大付属病院の中に『ギフト』を持ち込んだ人物、または『ギフト』を作った人物に何某かの関係があるかもしれませんね。

まさかその”本人”?!

小野花梨さんという若手トップクラスの演技派女優さんをキャスティングした意図がそこにあったら、凄いなと思います。

『志を同じにしたチーム』とは?

第5話ラストで白鳥の執務室に集められていた人物。

藤巻『志を同じにしたチーム』として紹介されたのは本坊・杏梨・郡司…そして久留米です。

『なんだこれは…?いつからだ?!もしかして最初から全員で僕を騙していたのか…?』と藤巻は混乱しました。

彼は久留米がそこにいたことに大きな衝撃を受けていたのです。

そして白鳥が言いました。

「ここから、『ギフト』の新たなステージが始まります」

まとめ

怒涛の5話、そして『逆襲編』と銘打ったターンが始まります。

陰謀からは最も遠い所にいたと思われた久留米が白鳥の配下だったと知って混乱する藤巻ですが、二人のタッグは”チーム”によらず健在なようです。

そして『ギフト』を使って日本を改革しようなどと言い出した白鳥に対して、藤巻は”覚醒”して反発、神林を引き入れて事件の解明に臨むことになります。

そんな藤巻と白鳥のもとに『私は「ギフト」の創造者です』という電話がかかってきました。

…真犯人:『ギフト』を作り、明鏡医大にもたらした者とは一体誰なのか?!

後半戦、ますます混迷していく予感の『グレイトギフト』ですが、藤巻の離婚や恋愛ではない久留米との信頼関係、それぞれの野望など、見どころはいっぱいです!

『マイファミリー』や『ラストマン』でも存分に発揮された脚本家・黒岩勉さんのサスペンスフルなミステリーの系譜をどうぞお楽しみください。

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