表の顔は人気の洋菓子店のオーナー兼パティシエ、裏の世界では凄腕のチームを率いる闇医者というダークヒーロー・エース(波佐間永介)を妻夫木聡さんが演じる「Get Ready!」が2023年最初のTBS日曜劇場で放送されることになりました。
演出はテレビの連続ドラマを久々に手掛ける堤幸彦監督です。
法外な治療費と引き換えに超人的な医療技術を提供するチームの面々は仮面をつけ、互いをトランプになぞらえた名前で呼び合っています。
正体不明の彼らの目的は一体何なのか?___原作がないオリジナル脚本なので、最後までわくわくして堪能できそうです!
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【Get Ready!】原作は漫画ブラックジャックなのか?
ドラマのコンセプトや妻夫木聡さんのビジュアルが公開されたら手塚治虫「ブラックジャック」に限りなく近いのでは?という意見が!
しかし、本作はオリジナル脚本作品で、漫画のブラックジャックとは別物です。
2023年1月期 日曜劇場が「Get Ready!」に決定しました✨
主演・妻夫木聡 × 藤原竜也 × 演出・堤幸彦!!
“生きる意味を問う”異色のヒューマンドラマ!新たなダークヒーロー誕生!
新時代のブラックヒューマン医療エンタテイメント🎭☠️#妻夫木聡 #藤原竜也 #堤幸彦 #ゲットレディ #覚悟を決めろ pic.twitter.com/N85Vi4f2yI— TBS日曜劇場「Get Ready!」2023年1月8日スタート✨ (@getready_tbs) October 24, 2022
オリジナル脚本とはいえ、「ブラックジャック」オマージュたっぷりのドラマになるのでは?と期待してしまいます。
『王様のブランチ』を見ていたら、来月からの日曜劇場『Get Ready!』の特集をやっていたけど、妻夫木聡のキャラ、ビジュアルといい、多額の報酬をとる設定といい、ブラックジャックまんまじゃないか…どうやらドラマオリジナルみたいだが。吹き替えは大塚明夫かな? pic.twitter.com/4uwNCdkdZ3
— はじめふとし (@hajimehutoshi) December 10, 2022
【Get Ready!】脚本家は5人の共作?
【Get Ready! 】の脚本家さんは飯野葉子さん、山田能龍さん、川邊優子さん、金沢知樹さん、渡辺啓さんです。
TBS日曜劇場「Get Ready!」⁰脚本で参加しております。来年一月より放送。自分は日曜劇場とは縁遠いと思ってましたが、今回ご縁がありました。脚本家が飯野陽子さん他、未発表の方々がまた魅力的で。お楽しみに。⁰#GetReady! #妻夫木聡 #藤原竜也 #堤幸彦 #武藤淳https://t.co/GYt5hYgf5s
— 山田能龍(ヤマダヨシタツ) (@yoshitatsu68) November 8, 2022
飯野 陽子(いいの ようこ)さんのプロフィール
北海道生まれの飯野陽子さんは「北の国から」などで知られる倉本聰さんの作品に感動し、倉本氏が主宰した「富良野塾(2010年に閉塾)」に入って脚本家を目指しました。
そのデビューも、NHK札幌局が制作するラジオドラマだったそうです。
テレビドラマでは、1999年~の「救命病棟24時」の第一、第五シリーズで医療ドラマの制作を経験しています。
代表的な脚本作品
- 「救命病棟24時 第一シリーズ」1999年 フジテレビ
- 「いま、会いにゆきます」2005年 TBS
- 「救命病棟24時 第五シリーズ」2013年 フジテレビ
- 「書類を男にしただけで」2020年 TBS
飯野陽子さんは代表作とも言うべき「救命病棟24時 第五シーズン」に着想を得たスピンアウトの書き下ろし小説「救命病棟24時-5th series- TOKYO SYNDROME」も執筆されています。
山田 能龍(やまだ よしたつ)さんのプロフィール
・名前:山田 能龍(やまだ よしたつ)
・生年月日:1976年4月8日
・出身地:大阪府
山田能龍さんは劇団『山田ジャパン』を主宰し、旗揚げした20008年以降、その舞台公演の脚本と演出をしています。
テレビドラマの脚本を手掛けるようになったのは2011年以降ですが、この数年はその本数が増えて、さらに監督も担当するようになっています。
何といっても圧倒的な評価を受けたのがネットフリックスの「全裸監督」の脚本でした。
代表的な脚本作品
- 「8月の夜はバッティングセンターで。」2021年 テレビ東京
- 「サ道2021」2021年 テレビ東京
- 「ダメな男じゃダメですか?」2022年 テレビ東京
- 「コンビニ★ヒーローズ〜あなたのSOSいただきました!!〜」2022年 関西テレビ
- 「真相は耳の中」2022年 テレビ東京
- 「全裸監督 season1」2019年 Netflix
- 「全裸監督 season2」2021年 Netflix
- 「新聞記者」2021年 Netflix
- 「ヒヤマケンタロウの妊娠」2022年 Netflix
山田能龍さんがこの数年でかなりハイレベルな実績を残したのがNetflixの作品の数々です。「全裸監督season1、2」に加え、「新聞記者」や「ヒヤマケンタロウの妊娠」の脚本を共作している一人です。
川邊 優子(かわべ ゆうこ)さんのプロフィール
・名前:川邊 優子(かわべ ゆうこ)
・生年月日:1982年4月28日
・出身地:神奈川県横浜市
もともとアニメーション作品の脚本を手掛けていた川邊優子さんでしたが、並行してテレビドラマ・ラジオドラマの脚本やテレビ番組の構成作家として活動しています。
ミュージカルやストレートプレイの脚本も手掛けていました。
意外なところでは「ジャニーズフィルムフェスタ」のショートドラマなども手掛けています。
代表的な脚本作品
- 「金田一少年の事件簿」(2022年 日テレ)
- 「ハケンの品格 第二シリーズ」(2022年 日テレ)
- 「アキハバラ@DEEP」(20006年 TBS)
- 「ライオン丸G」(2006年 テレビ東京)
- 「永沢君」(2013年 TBS)
川邊優子さんが手掛けてきた作品で「アキハバラ@DEEP」や「ライオン丸G」など、特撮っぽいテイストの実験的なドラマは今でもファンの間で評価が高く、ことに前者はキャストが大変豪華で風間俊介さんや生田斗真さん、星野源さんらの意外なお芝居を楽しむことができます!
金沢 知樹(かなざわ ともき)さんのプロフィール
・名前:金沢 知樹(かなざわ ともき)
・生年月日:1974年1月1日
・出身地:長崎県
もともとお笑い芸人だったという金沢知樹さんはフジテレビのバラエティ「あいのり」に出演したことをきっかけに、バラエティの構成作家として制作するようになり、さらに劇団を主宰して脚本・演出を担当していました。
映像作品(テレビ・映画)の脚本は2011年ころから手掛けるようになり、2020年には「半沢直樹」にも参加しています。
代表的な脚本作品
- 映画「サバカン」(2022年)
- 「半沢直樹」(2020年、TBS系)
- ラジオドラマ「半沢直樹 破れし者の物語」(2017年)
- 「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(2022年、日テレ系)
- 「笑う犬の冒険」「笑う犬の発見」「笑う犬の情熱」(構成作家、フジテレビ系)
金沢知樹さんは2002年ころから膨大な劇団の公演の脚本・演出に携わり、コロナ禍以前まで、その多くに出演していました。
また、意外なところでは、サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)のブランデッドフィルム『COLORFULL』の脚本を手掛けています。監督は斎藤工さんだそうです。
ちょっと見てみたいですね!
渡辺 啓(わたなべ けい)さんのプロフィール
・名前:渡辺 啓(わたなべ けい)
・生年月日:1976年6月16日
・出身地:大阪府
渡辺啓さんはもともとお笑い芸人「グレートチキンパワーズ」で1994年にデビューし、同時期に”渡辺慶”名義で「ドク(1996年フジテレビ)」や「聖者の行進(1998年TBS)」など、当時話題になったドラマに俳優として出演していました。
その時期に脚本を書き始めて2004年に脚本家デビュー、現在は別名義(あおい)で小説やマンガ原作なども手掛けています。
代表的な脚本作品
- 「夜王~YAOH~」(2006年、TBS)
- 「ミラクルボイス」(2008年、TBS)
- 「RESCUE〜特別高度救助隊」(2009年、TBS)
- 「ぶっせん」(2013年、TBS)
- 「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 (SEASON4)」
お笑い芸人、俳優、声優、脚本・演出、漫画原作、小説とマルチな才能を発揮されている渡辺啓さん。意外なことにその所属事務所がEXILEで有名なLDHでした!
アーティスト、俳優、アスリート、タレント、モデル…といったラインナップにスペシャリストの項目があり、渡辺啓さんはそこに名前を連ねています。
【Get Ready!】あらすじ
ある日、羽場副総理(伊武雅刀)が千代田医科大学付属病院に搬送されました。
脳の神経が断裂し、彼は半身不随になったことが宣告されたのです。
そんな羽場の前に一人の男性が現れました。
ジョーカー(藤原竜也)という名の彼は羽場に高額の費用と引き換えに手術を持ちかけたのです。
そこにはもう一人の男、エース(妻夫木聡)が現れ、羽場に問いました___「お前に生き延びる価値はあるのか?」と。
彼らは凄腕の”闇医者”。
多額の報酬と引き換えに、生き延びたいと願う患者の手術を請け負うチームだったのです。
【Get Ready!】キャスト一覧
「Get Ready!」のキャストです。
- 波佐間永介(はざまえいすけ)・・・妻夫木聡
- 下山田譲(しもやまだじょう)・・・藤原竜也
- 依田沙姫(よださき)・・・松下奈緒
- 白瀬剛人(しらせごうひと)・・・日向亘
- 嶋崎水面(しまざきみなも)・・・當間あみ
- 染谷慈恩(そめやじおん)・・・一ノ瀬颯
- 橋元芙美(はしもとふみ)・・・橋本マナミ
- 幾田洋一(いくたよういち)・・・中山麻聖
- 汐留明(しおどめあきら)・・・田野倉雄太
- 台場虹江(だいばにじえ)・・・長見玲亜
- 剣持玲於奈(けんもちれおな)・・・結城モエ
- 剣持理三(けんもちみちぞう)・・・加賀丈史
- 佐倉亮一(さくらりょういち)・・・矢島健一
- 菊川忍(きくかわしのぶ)・・・片山友希
- 東堂雄彦(とうどうたけひこ)・・・ 菅原卓磨
- 加須崇(かすたかし)・・・吉田涼哉
- 久豆番(くずつがい)・・・川本光貴
- 羽場一郎(はばいちろう)・・・伊武雅刀
- POC(ぽっく)・・・光石琴乃
- 渋谷隆治(しぶたにりゅうじ)・・・池松壮亮
- 才津明(さいづあきら)・・・入江甚儀
今度の日曜劇場
妻夫木聡の役も見た目も
ブラックジャックじゃないか
堤監督、これ大丈夫なやつ?w pic.twitter.com/g1tByYuTHI— さつきんぐ (@johnny_tolove) December 10, 2022
プラチナのメッシュが入った妻夫木さん、また新しい表情を見せてくれて素敵ですね!
しかしその髪色がまさに”ブラックジャック”!
【Get Ready!】主題歌
「Get Ready!」の主題歌はまだ発表されていません!
まとめ※【Get Ready!】原作は実話?脚本家やキャスト紹介
2023年1月8日(日曜日)から放送されるTBS系「Get Ready!」の原作・脚本家情報をまとめました。
- 「Get Ready!」には原作はありません、オリジナル脚本です。
- 脚本家は、飯野葉子さん、山田能龍さん、川邊優子さん、金沢知樹さん、渡辺啓さんです。
妻夫木聡さんが医師を演じるTBS系連ドラというと2003年の「ブラックジャックによろしく」があります。
そんな彼が20年を経て天才的な技術を持つ闇医者として登場するというのは感慨深いものがありますね。
その「ブラックジャックによろしく」が年末(2022年12月26日~29日)の深夜に一挙放送されるようです。
こちらにも加賀丈史さんが出演されています。
放送当時を知っている方も、知らない世代も、予習を兼ねて是非ご覧くださいね。