6月30日に行われた第108回日本陸上競技選手権大会で見事優勝し、パリ2024オリンピックの代表内定の座を射止めた『福部真子選手』。
過去には、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)3連覇という輝かしい成績を残し、現在は女子100mハードルの日本記録(12秒73)を持つ人物でした。
学生時代から活躍していた福部真子選手のどんな学歴をお持ちなのか?
これまでどんな競技人生を歩まれてきたのか気になりますよね?
この記事でわかること
- 福部真子の中学や高校はどこ?
- 福部真子の経歴や成績?
- 福部真子の所属するチームは?
読みたい項目をタップ
福部真子の中学や高校の学歴を紹介!
福部真子選手の学歴を小学校から出身高校・大学を紹介します。
- 小学校:府中町立府中小学校
- 中学校:府中町立府中中学校
- 高校:広島県立広島皆実高校
- 大学:日本体育大学 体育学部
それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
出身小学校
福部真子選手の出身小学校は、府中町立府中小学校です。
福部真子選手は、ディズニー映画の『アリエル』への憧れから、4歳で水泳を始めており泳ぐことが大好きだった彼女は毎日水の中にいたのだとか…。
小学4年生の時にでた記録会で『陸上をやってみないか?』と自宅近くのジュニアクラブチームに誘われたのが陸上を本格的に取り組むきっかけになりました。
陸上を始めてすぐに100m走で県内で1番になり、小学5・6年生の時には全国大会に出場の経験をしました。
その過程で”やるからには勝ちたい”と思うようになり、中学校からは陸上の道に進むことに決めたようです。
出身中学校
福部真子選手の出身中学校は府中町立府中中学校です。
中学時代は毎日、陸上の練習に明け暮れていたものの走るだけでは記録は伸び悩んでいたのだとか…。
そんな時に、当時の顧問であり福部真子選手の恩師でもある『藤原文代』先生にハードルを勧められ、ハードルの楽しさを知ります。
また、四種競技もすすめられ練習の幅が広がり陸上の練習にも飽きることがなくなります。
中学3年生の時には、第37回全日本中学校陸上競技選手権大会の四種競技で優勝するなど、ハードルに取り組み始めてから伸び悩んでいたのが嘘のように実力が上がっていきます。
やはり、自分が楽しいと思ってやるのとそれ以外では伸び方も違うのかも知れませんね!
出身高校
福部真子選手の主神高校は広島県立広島皆実(みなみ)高等学校です。
広島皆実高校は、偏差値57の進学校であり、サッカーの強豪校として有名ですね!
そんな広島皆実高等学校で福部真子選手は陸上づくしの生活を過ごします。
周りからの期待をプレッシャーに感じながらも、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の女子100mハードルで3年連続優勝という輝かしい記録を残しました。
インターハイ 100mハードルで三連覇した皆実高校、福部真子ちゃん、本道り鍼灸接骨院なう。 pic.twitter.com/oLinGoDJKJ
— 本通り鍼灸接骨院 船越一治 (@agopuntore) August 12, 2013
福部真子は大学に進学した?
福部真子選手は高校卒業後は、日本体育大学の体育学部へと進学していました。
広島皆実高時代にインターハイ3連覇を果たした福部真子選手でしたが、日本体育大学に進学以降は伸び悩みました。
周囲からは『インターハイ3連覇の福部真子』と言われ続け、それ以上の結果を見てもらえず苦しい想いをしました。
そして、”3連覇”以上の結果を出そうともがき続けました。
満足のいく結果が残せていなかったことから、4年生で陸上を引退することを決め、他の大学生と共に就職活動も行っていたそうです。
しかし、大学最終学年の日本選手権で転機が訪れ、自己ベストを0秒19更新する13秒37をマークし高校2年以来の決勝で4位に入りました。
それがモチベーションに繋がり、陸上を続けていく”原動力”となったそうです。
女子100mHで初優勝した #福部真子
「インターハイ3連覇は肩書としてずっと言われてきて、早く3連覇以上のものが欲しいなと思ってたけど、たどり着けない自分がもどかしかった。天才と言われて恥ずかしい時期もあった。苦しいときでも踏ん張って考えてきたので日本一はいろんな思いがあふれています」 pic.twitter.com/DMlv9y4KUp— 加藤秀彬 (@kato_hide6) June 11, 2022
福部真子の成績や経歴
福部真子の陸上の成績や経歴を年代別に紹介します。
小学校時代の成績
- 2005年:本格的に陸上に取り組む
- 陸上部の入部のきっかけは、記録会でジュニアクラブチームに誘われたこと。
- 小学5・6年生には全国大会にも出場。
中学時代の成績
- 入学当初は100mに取り組む
- 100mハードルと四種競技を専門にする。
- 第37回全日本中学校陸上競技選手権大会の四種競技で優勝!
高校時代の成績
- 100mハードルを専門に練習。
- 4×400mリレーにも出場。
- インターハイで女子100mハードルで3連覇!
大学卒業後
- 2018年:日本建設工業株式会社に入社。
日本建設工業AC(アスレティッククラブ)に所属 - 2022年6月:日本選手権の女子100mハードルで初優勝。
- 2022年7月:世界陸上競技選手権大会で準決勝敗退になるも日本新記録を樹立。
- 2022年9月:全日本実業団対抗陸上競技選手権大会で優勝!日本記録も更新。
主な大会の結果
大会記録 | |
2024.6 | 第108回日本陸上競技選手権大会 優勝 |
2024.5 | セイコーゴールデングランプリ陸上 2位 |
2023.7 | 2023オールスターナイト陸上 優勝 |
2023.6 | 第107回日本陸上競技選手県大会 4位 |
2022.9 | 第70回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 優勝 |
2022.7 | 第18回世界陸上競技選手権大会 準決勝敗退 |
2022.6 | 布勢スプリント2022 2位 |
2022.6 | 第106回日本陸上競技選手権大会 優勝 |
福部真子の歴代の所属チームは?
福部真子選手は、大学を卒業した2018年より日本建設工業株式会社に入社しており、同社にある日本建設工業AC(アスレチッククラブ)に所属しています。
※現在の所属選手は、福部真子選手1名のみです。
日本建設工業ACは、2018年4月1日に福部真子選手の活躍をサポートする陸上部という形で発足しました。
今後は陸上競技以外の様々なスポーツへの展開も考えているそうです。
2020年に福部真子選手がパリオリンピックに出場するために広島での立て直しを相談すると快く拠点変更を認めてくれたようなので、”福部真子選手へのサポート”が充実したチームなのかも知れませんね!
パリオリンピック陸上競技日本代表内定選手
女子100mH
福部真子(日本建設工業)初出場
田中佑美(富士通)初出場
女子走幅跳
秦澄美鈴(住友電工)初出場
女子三段跳
森本麻里子(オリコ)初出場#パリオリンピック pic.twitter.com/yOgSTxUZUR— ATHLETE News (@ATHLETE__news) July 4, 2024
まとめ
この記事では、パリ2024オリンピックの陸上競技(女子100mハードル)で代表内定選手となった福部真子選手の学歴や成績、所属しているチームなどについて紹介してきました。
福部真子選手の学歴は、
小学校 | 府中町立府中小学校 |
中学校 | 府中町立府中中学校 |
高校 | 広島県立広島皆実高等学校 |
大学 | 日本体育大学 体育学部 |
周りから『天才』と言われてきた福部真子選手。
その活躍の裏側には多くの壁や挫折・苦労があり、いろんな人に支えられ乗り越えて来たからこそ、今の活躍に繋がっているのかも知れません。
紆余曲折を経て、ようやく掴み取った念願のオリンピックの舞台。自分自身の最高のパフォーマンスで活躍してくれることを期待したいですね!