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ドラマ「CODE」の犯人が誰か考察!謎アプリの黒幕はこの人物!?

日テレ日曜ドラマ『CODE-願いの代償-』が始まりました。

坂口健太郎さんが二期連続日テレ作品に出演、今回は主演です。

『どんな願いでも叶えてくれる』というミステリアスなスマホのアプリ”CODE”を巡って事件が起こる___そんなクライムサスペンスです。

坂口健太郎さんが演じるのは神奈川県警の刑事・二宮湊人

ある日、結婚を決めたばかりの恋人・七海悠香(臼田あさ美)が突然の事故で亡くなり、混乱する中で二宮は”CODE”を知り、異常な事件に自ら飛び込んでいくのです。

原作は台湾でヒットしたドラマ『浮士德遊戲(CODEファウストゲーム)』(2016年)そして『浮士德遊戲2(CODE2ファウストゲーム2)』(2019年)です。

脚本が『アバランチ』『インフォーマ』など藤井道人監督作品を手掛けた酒井雅秋さんと『Get Ready!』や『全裸監督シリーズ』、藤井作品の『新聞記者』を手掛けた山田能龍さん。

さらに演出は『警視庁アウトサイダー』や『金田一少年の事件簿』、『アタル』の木村ひさしさんといった精鋭チームで制作されています。

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以下、オリジナル版のネタバレ有りなのでご注意ください。

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ドラマ「CODE-願いの代償-」の見どころは?

『誰にでも手にすることができるわけではない』___そんなスペシャルなアプリ”CODE”。

スマホに願いを書き込むと、それが瞬時に叶えられ、そして代償として指令が与えられます。

それをクリアしていけば、また次の願い事が叶えられる…という恐ろしいスパイラルが始まりました。

そしてそれが明確に法を犯すミッションに発展した時、プレイヤーが恐れて指令を無視すると、驚愕の制裁が待っています。

畳みかけるように連鎖する事件が起きていき、プレイヤーたちは次第に交錯して大きな事件に発展していくのです。

二宮にとって、その発端は悠香の事故でしたが、それもただ”CODE”が引き起こした一つの事象でしかありません。

警察官である二宮自身も、最初の指令で運んだものが犯罪の一端に繋がっていたのです。

ミステリアスなアプリ”CODE”とは一体何なのか。

畳みかけるように起こっていく事件・事故の数々とともにその”CODE”そのものの謎こそが、本作の最大の見どころです。

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「CODE」アプリの黒幕は誰?

二宮はまだ”CODE”のプレイヤーの一人でしかありません。

そして椎名や三宅も”CODE”の秘密には辿り着いていません。

二宮はまだ知りませんが、実は田波や甲斐もプレイヤーです。

本編1話では声しか出ていませんが、二宮に”CODE”を渡して、そのシステムを教えた旧友の佐々木慎介渋谷謙人さんが演じていることに注目してみました。

渋谷謙人さんは子役から始まり既に芸歴27年、若手トップクラスのバイプレーヤーになった俳優さんであり、春ドラマ『Dr.チョコレート』にも登場しています。

大河ドラマ・朝ドラにも複数出演しており、現在は『らんまん』で帝大生を演じています。

そんな渋谷謙人さんがただ声だけで終わるはずはありません。

オリジナル版では”正体不明の謎の人物”から促されて刑事が”CODE”のインストールを促しました。

佐々木が何某かの役割をもって、二宮に”CODE”を与え、そして事態に巻き込んでいったのではないでしょうか。

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ドラマ「CODE」の原作は?

原作は台湾でヒットしたドラマです。

・『浮士德遊戲(CODEファウストゲーム)』(2016年)___99分

『浮士德遊戲2(CODE2ファウストゲーム2)』(2019年)___40~50分、10話

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ドラマ「CODE」原作との違いは?

日本版で登場する最初の”プレイヤー”は大学生の仲川悟ですが、台湾版では冴えない銀行員でした。

原作のSeason1は”CODE”に翻弄されて破滅していった銀行員の物語で、Season2が日本版に相当する刑事の物語になっています。

そしてオリジナル版ではフリーライターの椎名は女性ハッカーの三宅は男性でした。

日本版の二宮は旧友の佐々木慎介から”CODE”を教えられましたが、原作では謎の人物から電話でインストールするように指示されました。

また、日本版オリジナルキャラクターとしてケアリング・クラウンの市川省吾が登場します。

玉山鉄二さんをキャスティングした、病院で子供達のケアをするピエロ___作中のキーパーソンであり、病気の息子を抱えた三輪円と、なにがしかの関りがでてくるのでは?と推察します。

ネタバレ注意!オリジナル版の結末は?!

”CODE”の正体とは

今回、坂口健太郎さんが演じる二宮に相当する刑事は、染谷将太さん演じる記者とともに”CODE”の謎を解明していきます。

詳らかになっていったその”CODE”の正体は『人間を監視するためのシステム』でした。

インストールしたスマホの持ち主の人間の行動や心理のパターンがAIに吸い上げられて蓄積していたのです。

捜査の過程で、刑事たちはとある企業(仮にXとします)に行き当たりました。

その企業Xは政府と共同で『プロフェット計画』と呼ばれるプロジェクトを推進していました。

プロフェット=prophetは「預言者(予言者)」という意味です。

それは「AIを用いて人類が解決できない問題を解決する」というシステムで、人類の繁栄のために有益な計画のはずでした。

そしてその企業Xが”CODE”の元になるプログラムを開発していたのです。

誰が”CODE”を作った?!

刑事と記者はその”CODE”を開発した女性(仮にAとします)を特定しました。

彼女はプロフェット計画を推進する企業Xの技術者でしたが、開発の過程で夫を失い、その原因を作った企業Xを憎んでおり、復讐するためにアプリ”CODE”を開発したのです。

”CODE”は自立化してただひたすらに開発者Aの願い=復讐を叶えるためだけに開発されたAIでした。

既に”CODE”は開発者Aの手を離れて暴走し始めており、インターネットを通して世界中のネットワークに繋がって動画や音声も捏造して人の心を動かし、事実、真実すら捻じ曲げていくのです。

刑事の恋人だった鑑識課員(日本版では臼田あさ美さんが演じる七海悠香)は”CODE”によって引き起こされた交通事故のドライブレコーダーの映像に残された『謎』に気づいてしまったことから、自立して人の手を離れていたAIの”CODE”がプレイヤーに指令を送ってエレベーターを操作し、落下事故が発生して亡くなったのです。

実はこの実行者を呼んだのが刑事の上司(彼もプレイヤー、鈴木浩介さんが演じる田波)でしたが、彼自身も”CODE”によって操られていたのです。

刑事と裏で繋がっていたモニター(プレイヤーの監視者、松下奈緒さんが演じる三輪円)は息子を誘拐され、自分の命も狙われます。

モニターは開発者Aが警察に追われるようになった時には、”CODE”からその警察の動向を妨害するように命じられました。

しかし、刑事はモニターの息子を奪還し、開発者Aを逮捕したのです。

本当のラスボスは誰?

拘置所にいた開発者Aに面会者が訪れます。

それは記者でした。

二人は知己であり、水面下で繋がりを持っていたのです。

”CODE”の謎が解けて事件が解決したかに見えた終盤で、刑事は一本の電話を受けます。

それは消去されたはずの”CODE”___AIによるものでした。

刑事は、開発者Aが逮捕されることまで含めて、その全てがAIによるプランの通りに進行していたのだという事実を知り、”CODE”そのものは駆逐されることなくネットのどこかで生き続けていることに驚愕したのです。

ドラマ「CODE-願いの代償-」のあらすじと登場人物

ドラマ「CODE-願いの代償-」あらすじ

神奈川県警・暴力団対策課に勤務する刑事・二宮湊人(坂口健太郎)は同業で鑑識課員の七海悠香(臼田あさ美)と交際5年の記念日にプロポーズをしようと決めていた矢先、悠香からエコー写真を見せられました。

妊娠していることがわかり、幸せいっぱいの二人。

しかし、その直後に悠香がエレベーターの事故で突然亡くなると言う悲劇が起こりました。

呆然としている湊人の元に、旧友の佐々木慎介(渋谷謙人)からメッセージが届きます。

「面白いアプリがある」___その招待の画面をタップすると、そこには”CODE”のアイコンが…。『どんな願いも叶えてくれるんだ』というそのアプリの誘惑に勝てず、湊人が『悠香の声が聞きたい』と書き込むと、送られてきたメールには彼女が産婦人科で妊娠が判明した時に撮影した動画が添付されていたのです。

画面には「願いは叶いましたか?」という問いが表示されていました。

佐々木は『願いが叶ったら任務が指定される。その任務を果たしたらまた次の願いが叶う…凄いだろ、”CODE”!』と興奮した口調で言い、そして『誰もが手に入れられるアプリじゃないから、他人に話すなよ』と口止めをしたのです。

同じころ、大学生の仲川悟(宮世琉弥)は同級生のミク(志田こはく)の気を引くために”CODE”で大金を得てブランド物や旅行のプレゼントを続けていました。

最初はその指示でアタッシュケースを運ぶだけのミッションでしたが…それは次第に危ういものに変化していくことになったのです。

そしてまた…『願い』を聞き届けられた二宮にも指令が与えられました。

そうして二人の運命は束の間交錯し、次の悲劇が起きたのです。

その様子をみつめている男たちがいました。

フリーライターの椎名一樹(染谷将太)はハッカーの三宅咲(堀田真由)と組んで”CODE”の謎を追い、二宮や仲川に迫っていたのです。

ドラマ「CODE-願いの代償-」登場人物

二宮湊人(にのみや みなと)・32歳:坂口健太郎

神奈川県 警暴力団対策課に勤務する刑事(巡査部長).

恋人の悠香を失ったことでアプリ”CODE”を知り、異常な事件にのめり込んでいく。

七海悠香(ななみ ゆうか)・31歳:臼田あさ美

神奈川県警 鑑識課に勤務する警察官だったが、県警本部のエレベーターの落下事故に巻き込まれて死去。

二宮の恋人であり、婚約、妊娠という幸せの絶頂の悲劇だった。

椎名一樹(椎名一樹)・31歳:染谷将太

謎のアプリ”CODE”と、その”プレイヤー”を追っているフリーライター。

三宅咲とともに悠香の事故や”CODE”によって引き起こされている様々な事件を調べ、二宮に接触を図ってきた。

オリジナル版ではSeason1の主人公(銀行員、”CODE”のプレイヤー)の親戚で、女性。

三宅咲(みやけ さき)・25歳:堀田真由

椎名と組んで”CODE”の謎を探っている優秀なハッカー。オリジナル版では男性。

三輪円(みわまどか)・37歳:松下奈緒

悠香の事故に関与していると思われるミステリアスな女性。

オリジナル版では元軍人で、病気を抱えた息子の医療費のために”CODE”のモニターとしてプレイヤーたちを監視する任務についていた。

市川省吾(いちかわしょうご)・44歳:玉山鉄二

ケアリングクラウン(病院を慰問するピエロ)として病児のメンタルケアをしている男。

日本版オリジナルキャラクター。

甲斐篤史(かい あつし)・40歳:青柳翔

ハングレ集団の『甲斐グループ』を率いる”CODE”プレイヤー。

クラブを経営し、手下を率いて暗躍しており、二宮を恨んでいた。

柏木淳二(かしわぎ じゅんじ)・28歳:黒羽麻璃央

二宮の情報屋、通称『K』。

甲斐のクラブで働いており、そこに集まる情報を二宮に流している。

三宅直人(みやけ なおと):竹財輝之助

椎名の過去を知る謎めいた男。

田波秋生(たなみ あきお)・49歳:鈴木浩介

二宮の直属上司。

二宮ら、部下たちの様子を濃やかに見ている。

実は”CODE”プレイヤーのひとり。

百田優(ももた ゆう)・32歳:三浦貴大

二宮の同僚、同期で親友。

八重樫亨(やえがし とおる)・27歳:兵頭功海

二宮の同僚、後輩。

仲川悟(なかがわ さとる):宮瀬琉弥

大学生の”CODE”プレイヤー。

同級生のミクを射止めるために大金を手にし、”CODE”に破滅させられた。

佐々木慎介(ささきしんすけ):渋谷謙人

二宮の大学時代の友人。

二宮に”CODE”を教え、インストールを促した。

まとめ

オリジナル版は7年前に制作・放送された作品ですが、現在のChatGPTなどのリアルなAIの発展を鑑みるとサスペンスを超えたホラーのような作品だと感じました。

しかし、日本版ではオリジナルの設定や、独自のキャラクターが登場しており、そのキャスティングにも何某かの意味があるように感じます。

脚本家のみなさんがこれまでにも優れたクライムサスペンス作品を手掛けていることなどもあって、期待する価値はありそうです。

坂口健太郎さんが刑事を演じるドラマというと、5年前の『シグナル』があります。

こちらも韓国ドラマのリメイクでしたが、秀作でした。

こうしたキャリアを経て演じる今回の『CODE』の二宮___坂口健太郎さんがどんなキャラクターに育てていくのかを楽しみに見守っていきましょう!

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