ドラマ『お迎え渋谷くん』…原作コミックもとてもチャーミングなラブストーリーで大人気ですが、京本大我さんが演じる渋谷大海のキャラが秀逸で好評です!
幼い妹・音夢(りずむ)を溺愛する彼は、実はCMやドラマに引く手数多の若手実力派俳優なのですが、恋愛ドラマを数多く手掛けながらも本当の恋…『きゅん』を知らない無垢な男でした。
そんな彼が出会ってしまったのは、音夢の通う保育園の先生・愛花(田辺桃子)だったのです。
そんなドラマ『お迎え渋谷くん』の原作との違いをネタバレ交えて考察してみましょう。
お迎え渋谷くん物語の始まり方は?
📺ドラマ『#お迎え渋谷くん』
第3話 ご視聴ありがとうございました!愛花への気持ちが抑えきれず、キスしてしまう渋谷くん。
このキスから気まずくなってしまった二人は…??
来週もお楽しみに👀💕原作では第2巻で読めます💛https://t.co/lP9QpZbYue#ココハナ #集英社… pic.twitter.com/1do10aiWOz
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ドラマの展開は驚くほど原作コミックを忠実に再現しています。
園児に顔を蹴られて鼻血をたらしながら吹っ飛ぶ愛花や、同僚保育士の白井先生(周本佳澄)の安定感、金丸先生(ゆいちゃみ)のギャルっぷりも見事に盛り込んで3D化していました。
一話にして登場するキャラの殆どを紹介する密度の濃い流れでした。
ロケ地の平和台幼稚園(千葉県流山市)はよく映像作品に使われる園で、その環境もあいまってか、とても安定感と説得力のある始まり方でした。
お迎え渋谷くんキャラの再現度は?
大海のプライベートの服装は原作そのまんまのジャージ、キャップ、でっかいリュックに袴のような緩いパンツに雪駄という超ダサ&非モテまっしぐらなファッションです。
家の中では作務衣という渋さ。
そして愛する妹・音夢以外は全く目に入っていないような立ち居振る舞い。
『カメラの前だとホントに魔性ね!』と言われる美形の俳優ぶりですが、それ以外ではほぼダメダメなお兄ちゃんで『初心(うぶ)の権化』と評されています(主にマネージャーの響子(長谷川京子)に)。
・今をときめく若手俳優
・どんな役も完璧にこなす
・女性たちをトリコにする
・普段はジャージに雪駄(サンダル)
・天然なぼんやり系
・イケメン
・恋愛においてなかなか一筋縄ではいかない(本人公言)京本大我演じる渋谷くんが割とそのまま京本大我だった件について(笑) #お迎え渋谷くん pic.twitter.com/vYNbZmTHgH
— もちこ (@st__174) February 17, 2024
愛花はお仕事中は保育士らしいエプロンをメインにあか抜けないファッションですが、私服はそこそこオシャレしている感のある衣装です。
特筆すべきは、田鍋桃子さんがトレードマークの美しいロングヘアを10㎝以上カットしたことです。
原作の愛花は肩の上のボブです。
それよりは少し長めのセミロングですが、茶髪で原作の愛花に寄せた可愛い雰囲気です。
#田辺桃子 さんへ質問💡
Q. 撮影に向けての役作りは?
━━━━━━━━━━━━━小学生ぶりにロングヘアをバッサリカットした
田辺さん💇♀️
しばらくは違和感のある生活が続きそうです😲#お迎え渋谷くん #京本大我 #カンテレ #フジテレビ 系
4/2(火)よる11時スタート🌸 pic.twitter.com/6J3Zzaw3r1— 「お迎え渋谷くん」公式🩴🌸【毎週火曜よる11時放送】 (@shibuyakun_ktv) March 5, 2024
愛花と大海の年齢差
【お迎え渋谷くん】大海は愛花より年下と言う設定ですが。
原作では
- 大海:21歳
- 愛花:28歳
ドラマでは
- 大海:24歳
- 愛花:28歳
しかし、実年齢は
- 京本大我さん:29歳
- 田辺桃子さん:24歳
…となっています。
大卒キャリア6年の保育士で28歳の包容力を演じる田辺桃子さんと、『初心(うぶ)の権化』の大海を演じる京本大我さん。
キャラの年齢と、内面のギャップまで丹念に演じるお二人の実力が素晴らしいですね。
お迎え渋谷くんラストはどうなる???(ネタバレ注意)
原作コミックスは2020年の年末に完結しており、集英社からコミックスが7巻発行されています。
以下↓ネタバレ注意↓です。
わかっていたけど #お迎え渋谷くん ロスがヤバい…
昨日は最終回を何度も読み返しながら泣けてくるし、寂し過ぎて寝る時も泣けてきた😢
そして朝 #蜜野まこと 先生からのイイネに気付いて通勤電車の中で思わずウルウル🥺😭💓
この時期で人少なくて良かった〜
情緒が大変な1日だった😭— コメット11 (@goodold8) December 29, 2020
さまざまな障害を乗り越えて無事交際に至り、同棲にまでこぎつけた大海と愛花でしたが、大海はある日過労で倒れてしまいます。
彼の父はヤンキーで、母親も10代で大海を出産し、二人とも親としての自覚も無く、その役割が果たせているとはとうてい言えない…渋谷家は機能不全家庭でした。
そんな重圧のなかで大海は音夢を抱え、懸命に生きていたのですが、その心の中には鬱屈した大きな闇があったのです。
そしてお酒がもとで、暴力事件に発展、大海は俳優を引退することを宣言しました。
事件は示談で収束し、家族を顧みなかった父親とも少しだけ距離が縮まったようです。
愛花は、そんな大海を支え、変わらず『大好き』と伝えていました。
『俳優を引退したら、カメラマンになりたい』
そんな夢を語った大海。
周囲の皆にも理解され、支えられた大海は自分の人生を見つめ直し、愛花の誕生日に感謝を込めて手編みのマフラーを贈りました。
そこで初めて、大海は『愛花ちゃん』と呼びかけ、『愛してるよ』と、台詞ではない自分の言葉で伝えたのでした。
時は流れ…カメラマンとして多忙な日々を過ごす大海は保育園に向かっていました。
大切な我が子”大樹”をお迎えするために!
まとめ
原作が完結しているので、どこまでそこに寄せていくか、もしくはオリジナル要素が加わるかはまだ判然としませんが。
かなり原作に忠実に映像化されていますので、純粋に『大海』の成長と変化を楽しめる作品になりそうな予感がします。
京本大我さんはシリアス系の苦しい役が沢山ありますが、こんなチャーミングなキャラを演じているのに、ほぼ”素”ではないかとファンには喜ばれています。
超ダサ非モテファッションでも隠し切れないイケメンのオーラがたまらない大河。
そして彼を温かく見守る天性の保育士・愛花。
彼らの(多分)ハッピーエンドまで、温かく見守っていきましょう!