高校野球で球児と共に話題に上がるのが、審判です。
いろんな審判いますが、話題にあがるのはどうしても「誤審」したときですね。
そんな審判ですが、ボランティアでは?と聞いたことありませんか?
あの暑い夏の日に、防具を付けて何試合もボランティアで審判できますか?
その審判について、疑問に思ってることを調べてみました。
ココがポイント
- 審判ってボランティアなの?
- どんな人が審判になれるの?
- 審判が「ひどい」って言われてることについて。
甲子園の審判はボランティア!?給料や年収はいくら?
#高校野球 の #審判員 は普段、一般の仕事に就き、大会期間中ボランティアで参加している。
近年、SNS上で度々巻き起こる審判への誹謗中傷が酷く、このままでは審判員を目指す者はいなくなり、最悪、中傷で自殺者が出るかも知れない。
そうならないためにも #高野連 は #リプレー検証 を導入すべきだ。 pic.twitter.com/9mJdv9yngd— masutaka (@masudatakaaki) August 22, 2023
甲子園の審判は、報酬を得ずにボランティアとして奉仕しています。
審判になるには、まず各都道府県の高校野球連盟に登録し、講習会や練習試合を通じて実践経験を積むことが必要です。
さらに、甲子園の審判となるためには、1級のライセンスを取得し、大学野球や社会人野球での実績が考慮されます。
審判は全国から派遣されますが、交通費や宿泊費、食費は高校野球連盟が補助します。しかし、日当は3000円に過ぎません。
審判はボランティアとはいえ、多くの人々がその夢を追い求めています。
彼らは高校球児と同じ情熱を野球に注ぎ、甲子園での審判を務めます。
多くの審判も以前は高校野球の選手だった経験を持ち、同じグラウンドで感じた思い出を胸に秘めています。
また、全国から集まる仲間との交流や、観客からの拍手や声援を受けることも、彼らにとっての楽しみの一つです。
甲子園【審判】は費用や手当が支給されるか?
アマチュア野球の審判にも広告つけてやれよ。他は知らんけど高校野球の審判はほぼボランティアって聞く。交通費と弁当程度支給されてみたいな。誰がやるねんアホらしい夏の死にそうになる炎天下の中、、生業を休んでまでやってくれているんだからちゃんと相応のお支払いするのにスポンサーを付けて RT
— 鬼平Forever銕減量中 (@KUMANI__555) May 15, 2023
甲子園での審判に関して、全国から派遣される際の交通費は、高校野球連盟から支給されます。
ただし、実際の交通費ではなく、一定の基準額が設定されていることに注意が必要です。
たとえば、東京から大阪まで新幹線で移動する場合であっても、新幹線の料金ではなく、バス代相当の金額が支払われるそうです。
同様に、甲子園の審判が全国から集まる際の宿泊費も、高校野球連盟が負担します。
しかしこれも、実際に支出された金額ではなく、一定の基準額が適用されるとのことです。
たとえば、ホテルではなく旅館や民宿に宿泊する場合でも、ホテル代に相当する金額が支払われるそうです。
甲子園の審判による全国からの派遣時、食費も高校野球連盟がサポートします。
ただし、こちらも実際の支出額ではなく、一定の基準額が定められています。
たとえば、外食ではなく弁当を取る場合でも、外食代に相当する金額が支給されるようです。
甲子園の審判はボランティアとして活動していますが、それにもかかわらず、日当として3000円が支給されます。
この額は試合日のみならず、前後の日においても支給されるそうです。
ただし、これはあくまで感謝の印とされるべきであり、給与としての性格は持たないことに留意が必要です。
甲子園【審判】はどんな役割や責任がある?
誰も誤審しようとして、誤審しているわけではない。だから誤審。
また、高校野球の審判はプロではない。そこらの気が良い、野球好きな経験豊富なお父さんがほとんど。
責任感も持ってやってる。
勝敗に左右されるのは本人も1番分かってて、選手のことも思ってるはず!— nobu (@nobuishi6) August 21, 2023
甲子園の審判は、試合の公正さと安全性を守る責任があります!
試合中にケガや事故が起きないよう気を配るなど、監督やコーチと同じように高校球児たちを見守っています。
また、あの暑さの中で長時間にわたって集中力を保ち続けることも必要です。
さらに、規則や判例に精通し、迅速かつ正確な判定を行うことも求められます。
甲子園【審判】の判定はひどい?
審判が話題に上がるのはやはり誤審判定の時に「ひどい」「おかしい」「球児の運命が!」と取り上げられます。
過去に、1978年の決勝戦では、<昭和の怪物>江川卓が投げた試合において、誤審を犯したとされる審判員のエピソードがあります。
当時、江川が投じたボールを打者が空振りしたにもかかわらず、「ファウル」と判定したとのことです。
その後、江川自身が「あの球はストライクだった」と証言してくださったとのことで、その誠実な態度に感謝の意が示されています。
また、2018年の準決勝では、<平成の怪物>と称される清宮幸太郎が放った本塁打の判定についてのエピソードがあります。
この場面では、清宮の打球が左翼フェンス上部に当たって跳ね返ったとされています。
その際、「本塁打」か「二塁打」かという判定の議論が巻き起こりましたが、審判はその瞬間、「本塁打」と判断したとされます。
後に映像を確認した結果、「本塁打」の判定が正しかったことが判明しました。
2023年も仙台育英―神村学園戦で、3回にホームに走りこんできた走者にキャッチァーがタッチ!誰もがアウトだと思ったが審判は「セーフ」判定!
これにはネット上も荒れましたね。
野球の審判は難しいのです。たしかに、後でスローで見るとどうかなぁと思う時はあります。でもそういう批判の可能性もあると承知の上で、無償で審判をしてくださる人がいるからこそ、高校野球は成立してるのです。
— 槇平智一 (@tmz1967) August 22, 2023
これらのエピソードのように、審判の判断が試合結果に大きな影響を与えることあり審判には大きな重圧があります。
しかし、審判はほぼボランティア。もらえるお金は少ないのに対し、防具など審判用具は自分の物を使用する。
また、高度な審判技術を維持するために勉強会を開いたり、日々練習をするなど研鑽を積んでいる。
審判を守るためにも、サッカーのVAR判定のようなものが必要ではないか?と言われています。
この意見に賛否両論ありますが、審判を守るためにも導入を考えていもいいのかも!と私は思ったりもします。