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ドラマ

【VIVANT】二宮和也演じる謎の男の役名はまさか『ユウスケ』?

未だに謎だらけのドラマ『VIVANT』

乃木憂助(堺雅人)の父がテロ組織”テント”の指導者・ノゴーン・ベキ(役所広司)と判明し、若き日のベキ=乃木卓(林遣都)が警視庁の公安に所属していたという展開です。

そのベキの隣にいて、彼を「父さん」と呼ぶ男がいます。

二宮和也さんが演じる彼は、未だに名前と素性が明かされていません。

彼を謎の男Xとして、その関係性を考察してみましょう!

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乃木とX(二宮和也)は兄弟?

二宮和也さんは放送までその出演が明かされず、1話ラスト1分に意外な姿で登場するというサプライズでした。

その時、まだノゴーン・ベキも同様に素性が明かされておらず、彼を「父さん」と呼んだことから自然にベキとXは親子だと視聴者は誘導されました。

ということは…乃木とXは兄弟?という疑問が浮かびます。

乃木がバルカの平原で”バルカ解放組織”に2~3歳で拉致された時に銃撃されたシーンで倒れてからは、乃木の母・明美(高梨臨)の消息は不明です。

乃木とX(二宮和也)の年齢がほぼ同じ!

乃木は作中で1981年月25日生まれ、42歳です。

堺雅人さんは1973年生まれの49歳ですが、全く違和感はありません。

そしてXを演じる二宮和也さんは1983年生まれの40歳

異母弟である可能性は否めませんが、まだその確証はありません。

ノゴーン・ベキ(卓)が今なお妻の明美の写真を部屋に置いていることからも、他の女性とすぐに再婚するとは考えにくいという面もあります。

X(二宮和也)はベキの家族そのもの

テントの幹部アリ(山中崇)もまたノゴーン・ベキを”父”と呼んでいました。

この”父”組織の統率者・指導者であるという意味もあります。

しかし、Xがノゴーン・ベキに対して見せる態度は、他のテント幹部やメンバーとは明らかに異なり、すぐ傍に控えて右腕として働き、『父さん』と呼ぶ姿はまさに家族そのものといった印象がありました。

ちなみにベキとはモンゴル語で『族長、首長の称号』を意味する言葉そうです。

もしかしたら。

理不尽に憂助を奪われてから、同じような身の上の孤児・Xに巡り合い、ベキが引き取って育てた、ということなのかも?と推察しました。

血のつながりはないけれど、幼いころからノゴーン・ベキの薫育を受けて片腕となったXと。

実の息子でありながら幼い頃に引き離されて、ようやく父親であるノゴーン・ベキの存在を掴んだ乃木

その二人がようやく物語の中で交錯します。

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ベキとXとジャミーンたちの関係は?

一話のラストでX(二宮和也)ベキにもたらした哀しい報せはアディエルの死

『あの爆発事故に巻き込まれて…』と。

ベキが心配していたのは目の前で父を亡くしたジャミーンのこと。

『退院後は我々で面倒をみる』と、ジャミーンの身の上を案じつつも全てを引き受ける決意がありました。

そのときに気になったのが『また一人にさせてしまった』というベキの言葉。

アディエルに大切に育てられ、手元にあるアルバムには幼い頃のジャミーン自身の写真や、既に鬼籍とはいえアディエルの妻=ジャミーンの母親の姿もありましたが。

もしかしたら、ジャミーンも内乱やテロで親を失った子供だったのでは?

そしてベキやXたちに拾われて、テントの中枢メンバーと親しかったアディエル夫妻のもとで娘として穏やかに暮らしていたのだとしたら…?!

そうして育て見守っている子供に対する態度と、テントの組織に不義理を働いた者たちへのあまりにも苛烈な粛清との乖離が凄まじい、と感じました。

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もしも”X”の名前が”YUSUKE”だったら…?

なぜ、二宮和也さんの出演が放送開始までシークレットになっていたのか。

そして、ドラマが後半に突入したというのに、未だに役名が公表されていないのか。

それは彼がもう一人の主人公ともいうべき重要性を抱えた存在だからではないでしょうか?

もしもノゴーン・ベキが40年前に奪われた息子・憂助を追い求めるあまり、その後に助けた孤児X『ユウスケ』、もしくはそれに類する名前、YUSUKEのアナグラムになるような名前をつけていたとしたら…。

8月27日放送の7話で、乃木たち別班のメンバーがテントに潜入します。

その予告のラストで顔を隠した乃木がXに銃を突きつけるシーンがありました。

二人の”息子たち”がそれぞれの素性を知らずに邂逅を果たすわけですが。

もしその場でノゴーン・ベキがXのことを『ユウスケ(YUSUKE)』と呼んだとしたら

乃木は自らのアイデンティティが揺らぐほどの衝撃を受けるのではないでしょうか…?

会えば、実の息子だと判れば、愛してもらえるのでは、という乃木の一縷の望みが打ち砕かれてしまうのでは…という地獄絵図を想像してしまいました。

40年近く追い求めてきた何かが目の前で指をすり抜けていくような…。

もしそうだとしたら。

二宮和也さんが演じるXは乃木の分身であり、鏡であり、最大のライバルになりうる存在になる可能性大です。

同じようなことを考えている方がいらっしゃってちょっとホッとしました…。

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まとめ

ノゴーン・ベキは一話のラストで「哀しいことばかりが起こる…この大地は」と嘆いていました。

しかし、世界中でテロを起こしているのはテント側です。

哀しみを世界に振りまいているのは誰なのか…、そして何故なのか。

いずれノゴーン・ベキがなぜテントを組織したのか、その目的が何なのかが語られるはずですが、まだまだ見えていない部分が多すぎます。

それとも既に何らかの布石があったのか…まだまだ見落としているものもあるかもしれません。

次回の放送までに、予習と復習のために6話までを見直してみるのも良いかもしれません。

この物語は乃木憂助の壮大な冒険の物語であるはずなのですが。

その中で二宮和也さんが演じる男Xの存在の意味を、じっくり見ていきたいです。

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